呼びかけメッセージ
●元気印のバングラデシュ
援助を受ける貧しい国としての印象が強いバングラデシュですが、
マイクロクレジットで有名なグラミン銀行の発祥の地、
そして、世界最大のNGO・BRACを筆頭に、2600団体ものNGOが活動するなど、
市民セクターや地域の人々が活躍する元気な国でもあります。
● NGO・PAPRI(パプリ) *ナラヤンプール村・アムラボ村
そんなバングラデシュにあって、
日本の国際協力NGOシャプラニール=市民による海外協力の会の地域事務所として
ノルシンディー県で長年活動し、
その後1999年に独立した、地元NGO・PAPRI(パプリ)の、
より困難な生活を強いられてきた農村女性や思春期の少女達を対象に、
地域密着で支援してきたエンパワーメントの活動に学びます。
そこでは、活力があり自主性の高い村人の素顔に出会います。
●研究機関・UBINIG(ウビニック) *ノルショッダ村
タンガイル県で、1986年のサイクロン被害からの復興のために尽力した、
地元研究機関UBINIG(ウビニック)は、
農民が「お金ではなく種(タネ)を下さい。」と言ったことをきっかけに、
稲や野菜の在来種の保全と活用を実践する「SEED BANK(種子銀行)」を再興しました。
そして、伝統的な有機農業を復活させた新農業運動(ノヤクリシュ・アンドロン)を展開し、
地元の人材や食材を活用したエコ・ツーリズムも実践し、素敵なゲストハウスを運営しています。
また、タンガイル県は、織物や陶器づくりなど、伝統的クラフトマンシップの残る地域です。
UBINIGを核に、コミュニティーをベースとした、文化と食を見直す先進的な取り組みが
今、まさに、花開こうとしています。そんな素敵な村でたっぷり過ごし、地域のリソースパーソンと出会います。
●農村ホームステイ *サティアントラ村
ジョソール県サティアントラ村は、
イスラム教徒とヒンドゥ教徒が共存し平和でおだやかな村の生活を形づくっています。
農村女性は日常的に、伝統的刺繍布カンタを縫い、ゆったりと暮らしています。
そこでは、村に流れる時間を堪能し、コミュニティー・リーダーの大家族にホームステイしながら、
その家の子ども達と交流したり、村の長老たちにお話を伺います。
夕方のご飯を炊く香りに誘われて、村でのお散歩も、趣きがあります。
● 援助から共生へ
援助ではなく、顔の見える関係で出会った人々との交流を通じて、
日本に住む私たちの過剰な消費生活・情報過多社会のあり様も見直すきっかけになることでしょう。
バングラデシュにこそ学ぶことがあるような気がするのです。
● 心がいっぱいに!
12日間の旅は、緩急のリズムのある毎日です。
時には、伝統船でガンジス河をクルージングしたり、
バングラデシュの独立で重要な位置を占めた言語運動記念日(2月21日)に献花をしたり、
ストリートチルドレンを支援するNGOの取り組みにも学ぶなど、心がいっぱいになること間違いなしです。
さあ、今、Moving country として脚光を浴びるバングラデシュの懐深く、
3つの村の人々と、彼らを支える知恵のある知識層との出会いを求めて出掛けてみませんか?
あなたの人生を豊かに彩る時空間を提供します。
参加者からのお薦めメッセージ(その1)
●杉本さん(元・フェリス女学院大学) ※写真左
身近な人がまだ行ったことのない国に行ってみたくて、Be-Windsのスタディツアーに参加しました。バングラデシュに実際に行ってみると、現地の人々は知恵も元気もあり、NGOのリーダー達も、人として尊敬できる素敵な方ばかりでした。そんなバングラデシュが大好きになり、2回目は友達も誘って参加した程です。
私のおススメは、ジョソール県のサティアントラ村です。イスラム教徒とヒンドゥ教徒が共存する平和な村で、ホームステイ先の大家族の大学生や子ども達とも、本当に仲良くなりました。今でも、忘れられない、大事な出会いとなりました。お薦めします。心がいっぱいになる旅を、ぜひ!
説明会
日時:2014年12月18日(木) 19:30~21:00
場所:㈱風の旅行社 東京本社(東京・中野)7階にて 終了しました。
http://www.kaze-travel.co.jp/access
内容:今回のスタディツアーの日程詳細や、これまでBe-Windsが実施してきたツアーについて、
現地の写真を使って説明します。(バングラデシュのチャイ(ミルクティー)付)
申込:事前に、下記まで、お申込みをお願いします。
㈱風の旅行社(東京本社) (担当:竹嶋)
電話:0120-987-553 (月)~(土) 10時~18時
E-mail:info@kaze-travel.co.jp (件名に「Be-winds ツアー説明会申込」と明記してください)
スケジュール
<1日目> 東京→(香港)→ダッカ
午前:東京(羽田又は成田)発、空路、乗り継ぎ地の香港へ
午後:着後、乗り継いで、 空路バングラデシュの首都ダッカへ。
夜:着後、日本語ガイドとともに専用車でホテルへ。
<2日目> ダッカ → ノルシンディー県ナラヤンプール村
朝:ダッカ最大の卸売市場カオランバザールを見学。
午前:専用車でノルシンディー県ナラヤンプール村にあるNGO・PAPRIへ(走行=約2時間半)
午後:到着・昼食後、NGO・PAPRIの活動についてブリーフィング。
思春期少女グループ「キシュリ」と交流
<3日目>ナラヤンプール村→アムラボ村→ナラヤンプール村
早朝:アムラボ村に移動し、活気のある村の朝市を散策します。
午前:女性の相互扶助グループ「ショミティ」と交流します。
メンバーの家や畑を見せていただき、マイクロクレジットの効果を目にします。
PAPRIが運営する、中・高等学校を訪問し、生徒や先生方と交流します。
午後:昼食後休息、又は、ナラヤンプール村を散策。
夜:PARRI代表バセット氏の講義「農村とエンパワーメント」を聴講・意見交換。
<4日目>ノルシンディー県ナラヤンプール村 → タンガイル県ノルショッダ村
朝:車で タンガイル県へ車と船で移動。
途中、伝統的帆船PANSI・NAO号でリバー・クルージングを楽しみ、
昼食を船上で摂りながら、河を移動(約2時間)。
その後、専用車に乗り換え、夕方までにタンガイル県ノルショッダ村へ(走行=約2時間半~3時間)
夕方:ノルショッダ村にある地元研究機関 UBINIG が運営するゲストハウスに到着後、
UBINIGの新農業運動(在来種の種子銀行等)の活動を見学。
夜:UBINIGの文化プログラム(詩聖ラロン・ソング等)を観賞します。
<5日目>タンガイル県ノルショッダ村滞在
早朝:鳥の鳴き声の中目覚め、村の朝市にでかけます。
午前:新農業運動(有機農業)に参加するリナさんのお宅へ。
村レベルの種子銀行を見学し、ジャガイモ堀りなどをして交流します。
午後:新農業運動に参加する助産師さんと交流、有機産物がいかに安全なお産を導くかなどのお話を伺います。
夕方:UBINIG代表シャミム氏の講義「目に見えない豊かさ」を聴講・意見交換。
<6日目>タンガイル県ノルショッダ村→ダッカ
午前:ノルショッダ村の伝統的タンガイル織の工房や土器の工房、銀細工や竹細工の工房などを見学します。
午後:昼食後、車でダッカへ(走行=約3時間半)
夕刻:ダッカ到着後、世界最大のNGO・BRACが経営するフェアトレード点「ARONG」等にてショッピングなど。
その後、ホテルへ。この日の夕食は日本食です。
★★★夕食後、ホテルを22時に出発して、この日の深夜の便(香港乗り継)で、日本に2/21(土)に帰国する方が居ます。
ツアーの途中で帰国したい方は、Be-Winds東まで、電話でご相談ください。
(その場合の、旅行代金は約22万円(相部屋利用の場合)です。)
<7日目>ダッカ→ジョソール県サティアントラ村
午前:ダッカ大学の敷地内にある、セントラル・ショヒド・ミナールの碑に献花。
一般のバングラデシュ人と共に言語運動記念日(2月21日=国際母国語デーでもある)を祝います。
その後、ダッカ大学のカーゾン・ホールなどを見学(予定)。
午後:伝統的帆船PANSI・NAO号に乗りガンジス河をリーバークルージング。昼食は船上でゆったりと(航行=約2時間) 専用車と大型フェリーでガンジス河(ポッタ河)を渡り(1時間~2時間)、
専用車でジョソール県サティアントラ村に向けて出発(走行=約3~4時間)
夜:到着後、この日からホームステイでお世話になる、コミュニティーリーダーのTUHIN家の大家族の皆さんとご対面。
<8日目>ジョソール県サティアントラ村滞在
午前:村の穏やかな日常生活に浸りながら。市場散策など。
午後:村の女性の家で、伝統的刺繍布カンタを見せてもらいながら交流。
<9日目>ジョソール県サティアントラ村滞在
早朝:希望者は「瞑想の池」に散歩に行きます。
午前:TUHIN家のおばさん等、村の長老から、独立戦争時代のお話や、
イスラム教とヒンドゥ教の平和的な共存についてのお話を聞きます。
午後:グラミン銀行から支援を受けている村の「ショミティ」を訪問し、
マイクロクレジットの役割についてお話を伺います(予定) 。
<10日目>ジョソール県サティアントラ村→ダッカ
午前:TUHIN家と最後の交流。
午後:家族に別れを告げ、車とフェリーでダッカへ(走行+航行+走行=約5時間)
夕刻:ダッカ到着後、早めにホテルで休息。(中華料理を予定)
<11日目>ダッカ → 香港(乗り継ぎ)へ
朝:大小様々な船が行き交う大きな船着き場ショドル・ガットを見学。
午前: ストリートチルドレンの一時被護所を訪問し、子ども達と交流。
午後:南アジア最大の図書祭り(ボイ・メラ)を見学。
その後、フェアトレード店や高級スーパーマーケットでショッピングなど。
【ホテルの部屋は予定出発時刻(18:00頃)までご利用いただけます】
夜:夕食は100種類の世界の料理が味わえるバイキングレストランです。
その後、車でダッカ国際空港へ。
深夜:空路、乗り継ぎ地の香港へ。
<12日目>(香港)→東京
午前:着後、乗り継いで空路帰国の途へ。
夕刻~夜:(羽田又は成田)着後、解散。
※追記:伝統的帆船PANSI・NAOによるリバークルーズは、
7日目(2/21)ではなく、4日目(2/18)に変更になりました。ご了承ください。(1月16日現在、by東)
お食事
朝:10回 昼:10回 夕:10回
*バングラデシュ滞在中は、基本的にカレー風味のお食事ですが、辛くはありません。
厳選された有機産物の食事、自家製ヨーグルト、ビリヤーニ(炊き込みご飯)、
クルージングでいただく、ガンジス河の新鮮なエビ料理など、変化をつけます。
また、ダッカでは、日本料理・中華料理・世界のバイキング料理をお楽しみいただけます。
(東が主宰した Be-Windsなどの8回のツアーでは、これまでどなたもお腹の調子を悪くした方はいませんでした。その代わり、お食事・飲料水の管理は、ツアーコンダクターの東により、万全にさせていただきます。)
ご旅行代金
298,800円 (2015年2月15日(日)発~26日(木)着 12日間)
★早割 10,000円割引 *2014年12月25日(木)までに成約の方は上記料金より割引
募集人員、等
3人~6人
18歳以上、心身ともに健康な方で、今回のスタディツアーのテーマに関心のある方。
お申込み
(1)お申込みの場合は、必ずご旅行パンフレットとご旅行条件全文をご確認ください。
●ご旅行のパンフレットの印刷
こちらのPDFをご利用ください → 2015年2月:Be-Windsスタディツアーパンフレット(PDF)
●ご旅行条件全文 → http://www.kaze-travel.co.jp/mitsu_ryokojoken
(2)お申込み書を㈱風の旅行社へご請求の上、3万円のお申込金を㈱風の旅行社までお支払ください。
(お申込み金の3万円は、最終的には、ご旅行代金全額の一部として充当されます。)
(3)申込締切 2015年1月16日(金)>>>1月21日(水)まで、締切を延期しました。
*締切を過ぎてからのお申込みはできる限り対応しますので、ご相談ください。
>>> 航空運賃が多少高くなりますが、1月末までであれば、間に会います。ご相談ください。
ご旅行条件
●最小催行人数:3名 >>> 催行決定しました。(1/22、by東)
●利用予定航空会社:キャセイパシフィック航空
●予定利用ホテル【ダッカ】ダッカ・ガーデンイン、クリスタルクラウン
【ナラヤンプール村】NGO・PAPRIのゲストハウス
【ノルショッダ村】研究期間UBINIGのゲストハウス
【サティアントラ村】民家ホームステイ(*原則として男女別1人~4人一部屋の相部屋になります)
●添乗員:同行なし。但し、東 宏乃(Be-Winds)が日本の集合場所から帰国日のダッカ国際空港まで同行します。
また、現地の全行程には、JABA tour ltd.のバングラデシュ人スタッフが日本語ガイド・通訳として同行します。
●一人部屋追加料金:20,000円(ダッカのホテル3泊と11日目のデイユース分)
*1人部屋ご希望の場合は上記「一人部屋追加料金」がかかります。
相部屋ご希望の場合でも、お相手がみつからなかった場合は、原則「お一人部屋追加料金」を申し受けます。
●旅券(パスポート)・査証(ビザ):このご旅行には、バングラデシュ査証申請時6か月以上有効なパスポートが必要です。*㈱風の旅行社にて査証(ビザ)代行取得ご希望の場合、7,560円(手数料込み)。
ご自身で、査証(ビザ)申請・受取に、東京・目黒のバングラデシュ大使館に行かれる場合は、査証発行料は無料です。
● ご旅行代金には下記のものが含まれております。
航空券代、宿泊代、日程表に記載の送迎、食事。
●下記のものは含まれていません。
羽田空港諸税(2,670円)または成田空港諸税(2,610円)、香港保安税(940円)、ダッカ空港諸税(7,620円)
燃油特別加算運賃(*)、国内空港までの日本国内交通費、海外旅行保険、旅券及び査証取得費用、
バングラデシュでのお小遣い等、超過手荷物料金、クリーニング代、サロワ・カミューズ返却洗濯代、その他の個人的な費用等。
*燃油特別加算運賃は2014年11月現在31,000円ですが、為替の変動、原油の値上がりなどで変動する場合があります。その場合は差額を追加徴収させていただきますので、あらかじめご了承ください。
女性の参加者の現地での服装について
※今回、日程では村での滞在を多く含みます。そのため、女性の方には、乾季でも過ごしやすく、現地の宗教にも配慮できる民族衣装、サロワ・カミューズ(ワンピールとズボンとショールからなる3点セットの服)を、日中に着用いただきます(バングラデシュの女性が年齢を問わず一般的に着用しています)。サロワ・カミューズは現地にて無料レンタルいたしますのでお申込書に第1~第3希望までご希望の色をご記入ください。※色のご希望は先着順となります。ご希望に沿いかねる場合がございますので、予めご了承ください。
現地プログラム企画・お問い合わせ
Be-Winds 主宰 東 宏乃(あずま ひろの)
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会、元・評議員、現・シャプラニール地域連絡会むさしの代表
共育ファシリテーター/(認定)ワークショプデザイナー
TEL:080-2194-3197
大学の学期期間中は (土~月)10~22時、 (火~木)18時~22時に連絡可。 金曜日は不可。
大学の休日期間中(2014/12/20~2015/1/5)は 毎日10~22時 連絡可。
E-mail:azuu333★gmail.com(★を@に替えてください)
参加者からのお薦めメッセージ(その2)
●木村さん(立教大学大学院) ※写真後列左端
Be-windsのスタディツアーは、タイトルのとおり、心がいっぱいになるすばらしい旅でした。最初は、バングラデシュは一人では行くのに不安があったのでツアーに参加したのですが、現地で会う人々は皆、本当に優しく、知恵があり、感激しました。カレーばかりかと思った食事も、変化に富み、また間に中華料理や日本食を入れてくださったので、ツアーの十数日間、元気にいただくことができました。人・自然・文化の彩る国 バングラデシュに、Be-Windsのツアーで、ぜひ行ってみてください。
バングラデシュを愛し愛される 東 宏乃のプロフィール
長野県飯田市に生まれ、東京都武蔵野市で育つ。Be-Winds主宰。幼い頃は、武蔵野の雑木林や南信州の山里の湧水で遊び、吉祥寺のサブカルを愛する。大学院では、人と自然の関係を究めようと生態人類学を修める。
学問を現場に生かしたくなって、33歳の時に日本を飛び出し、国際協力NGOの専門員として、和平樹立直前からカンボジアの地域開発に従事する。UNHCRの難民支援や、農村開発普及員の研修を担当し、NGOの可能性を追求する。
帰国後は、共育ファシリテーターとして、地域の外国人のための日本語教師や、小・中学校の「総合的学習の時間」(国際理解教育分野)のゲスト講師を長年務め、近年は、大学で、異文化体験学習とフィールドワーク論、社会貢献活動の実習を担当。天性のフィールドワーカーであり、B級グルメ好きの一面ももつ。
1999年に、国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」のご縁で訪問して以来、バングラデシュの大地と人、豊かな自然に裏打ちされた生活文化に魅せられ、とうとうスタディツアーを主宰するようになる。
旅行企画・実施
株式会社 風の旅行社
総合旅行業取扱管理者 原 優二
〒165-0026 東京都中野区新井 2-30-4 I.F.O ビル 6F
TEL:0120-987-553 FAX:03-3228-5174
http://www.kaze-travel.co.jp/
E-mail:info@kaze-travel.co.jp
観光庁長官登録旅行業第1382号 日本旅行業協会(JATA) 会員
以上。 ここまで、長文を読んでくださり、ありがとうございました。
ご検討の上、ご参加、お待ちしております。(東 宏乃)